QMXシリーズ第3戦『鬼の鼻山憩いの森大会』参戦記!


QMXシリーズに初参戦してきました。QMXシリーズとは、年間を通して九州を舞台に開催されるクロスカントリーレースのシリーズ戦、各レース毎にポイントが与えられ、年間で総合順位を争うもの。その第3戦目として『鬼の鼻山憩いの森大会』が開催されました。参加カテゴリーはエキスパートクラス、レースは一周約2.4キロ+スタートループの6周回。子供達の前で真剣に走るのは初めてだったこの日、少しでもMTBレースの迫力、楽しさが伝わればといつも以上に気合が入りました。
コースはテクニカルな下りとパワーが必要な登りが組み合わさったクロスカントリーコースらしいレイアウト。6周回、最後までしっかり走れるか若干の不安を抱えつつスタートラインへ。高まる緊張の中一斉にスタート。スタートは上手く決まり、好位置でスタートループをこなし、本格的にレースが始まった!

前方で粘り強く1、2周目をこなし3周回目へ。後続から追いついて来た選手と3位表彰台をかけ周回を重ねる。前を追いながらも慎重に周りの選手の得意、不得意を見極めながら走る。ちょっとミスで前の選手との差が開き、それを埋める作業が少しづつ体力を奪っていく。それでも応援してくれる子供達の声に背中を押され負けられないと奮い立たせて走る。
こちらはレース中の心拍数を表したグラフ。コースのレイアウトに比例してアップダウンを繰り返し、インターバルが常にかかってる状態。最終周回はしっかり追い込めているのが分かりますね。平均心拍数:167bpm MAX心拍数:178bpm

そして最終周回へ。前の選手の息遣いも更に荒くなり、お互いにめいいっぱいの状態で走る。ここ数周回で相手のウィークポインを見極め最後にアタックする場所を決めていた。いよいよアタックポイントが近づき前へ出ようと試みるも相手も譲らず、最後の下り区間へ。ここで痛恨のミス。ゴールまで追いかけるも届かず2秒差の4位。最後のミスも含め、所々ミスがありその度に無駄な体力を使うリズムが掴めない走りになってしまいました。レース後も思うところはいろいろありますが、これもまたレース。しっかり次に繋げよう!

1時間にも及ぶ真剣勝負に疲れ果てていましたが、子供達の笑顔が迎えてくれてほっとしました。応援ありがとう!また一緒に楽しもう!