大会前日の受付・試走の時は、時折り激しい雨が降る変わりやすい天候で心配していましたが、夜には満天の星空で、当日は晴れ予報という嬉しいニュース!
スタート時間の7時に合わせて、バッセルトンの宿を4時に出発。バッセルトンからレース会場となるナナップまでの距離は60キロ程度、市街地以外は街灯もなく真っ暗な中を車のライトだけを頼りに野生動物、特にカンガルーが飛び出してこないか気をつけて車を走らせる。会場に到着したのが5時前、前日からのキャンプ組の車がちらほら止まっているくらいでまだまだゆったりモード。オーストラリアは夏から秋に向けてのシーズンだから朝晩が寒く、この日の早朝の気温も10°程度と外に出られずしばらく車内で時間を過ごす。空が少しづつ明るくなり始める頃には参加者が続々と会場入りし、駐車場が賑わい始める。さっきまでゆったりモードだった僕のモードも少しづつレースモードに切り替わっていく。参加したのは今大会最長クラスのSEVENクラス。全長125km、獲得標高3,200mと走りごたえあるレイアウト。ひとつのイベントで獲得する標高としては過去最高となる。メインとなる登りは10個と聞いてるけど実際にどんなヒルクライムになるのか期待と不安が入り混じる。明るくなり始めたナナップの空。スタート時間が近づくにつれエリートライダーから順にスタートラインに並び始める。いよいよ始まるレースに気持ちが高ぶる。UCIレースとい事なので、カテゴリー分けは年齢別となり、45ー49歳クラスに参加。クラス合計は120名ほどと、他のカテゴリーと比べても参加者が多いクラスになる。95%以上が地元オーストラリアのライダーが占めるという地元感溢れる"SEVEN GRAVEL RACE"!18キロ地点のBrockman Climb(2.4キロ、Ave8.2%)山頂から雲海が見える景色は格別。でもヒルクライムはおーまじかって感じでした(笑)オーストラリアらしい赤土のグラベルが永遠と続いていく。路面はしっかりと踏み固められているのでグラベルにては走りやすい。メインとなる登り以外も気を抜くとコースアウトしてしまうようなハイスピードな下りもあるアップダウンがあり少しづつ体力を削られる。74キロ地点のフィードゾーン。ようやくここまで来たかという感じ。フィードゾンにはスタート前に自分の荷物を預けていればここまで運んでくれるというサービスがある。無事に運んでもらえたボトルとエナジーバー補給してしばし休憩。後半戦に向けて体力回復と気持ちを切り替える。何かあった時のピットサービス。ありがたい存在です!フィードゾーンからゴールまでは残り50キロくらい。ここまでくると大体同じペースで走るライダーがグループみたいになってくる。話しかけたり話しかけられたり。『このレースの為に日本から来たよ!』なんて話すとすごく喜んでくれて褒めてくれる。身体は疲れているのに気持ちがほっこりして嬉しくなる!Ellis Creek Climb(2.0キロ、Ave9.1%)どのヒルクライムポイントも距離は短いものの平均勾配と最大勾配が20%越え連発となかなかエグい。まだまだ続くぞオーストラリアの赤土グラベル。残りのクライムや距離の事とか考えずに淡々とマイペースで走る。残り25キロ看板を過ぎたあたりから少しづつゴールを意識し始める。残り10キロの看板が見える場所にようやく辿りいた。ここは前日に試走したコースでもあるので、心に余裕が生まれるものの、残っている体力に余裕はなく、つり始めた脚をごまかしごまかしゴールを目指す。そしてついにゴール地点となるイベントビレッジに辿り着いた!ゴールシーンの写真がないのがとても残念ですが…ゴール後は同じクラス、同じカテゴリーに参加していた高岡選手と記念撮影。高岡選手は4時間34分43秒でゴールして、見事カテゴリー優勝!前日に表彰台目指しますって言われていたので有言実行!世界と戦っての優勝本当に凄い!おめでとうございます!僕はといえば、6時間10分24秒でカテゴリー57位でフィニッシュ。チャックポイント毎のリザルトを確認すると、前半2時間くらいは、20位前後となかなかの高位置でしたが、3時間過ぎたあたりからペースがガクッと落ちて50番台へズルズルと後退。ある意味予想通りの展開だったかなと(笑)"SEVEN GRAVEL RACE"完走者にはバックルが贈られます。今回、一緒にオーストラリア遠征をした吉田さんも無事にゴール。そして70オーバークラスで吉田さんは見事に優勝を果たしました!凄い!おめでとうございます!昨年"Unbound Gravel"や今回の"Seven Gravel Race"にしても世界のグラベルシーンはますます賑わいをみせていると感じることが出来ました。日本でも北海道で開催されるニセコグラベルなど、少しづつではありますがイベントの数も増えてきました。走るコースはもちろん、会場や参加者を見ても、和やかな雰囲気があるのもグラベルイベントならでは。2026年にはオーストラリアでグラベル世界選手権が開催されます。開催地はここナナップ!世界選手権の切符を手に入れて再び戻って来れるのか?皆様もチャレンジされてみては如何でしょうか?
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使い始めたら手放せなくなったMagene(マージーン)のL508レーダーテールライト。走行時に安心感と安定感が格段に上がりました!今では無いと困ってしまうアイテムに。そんなMageneのプロダクトにスマートGPSバイクコンピューター『C606』が仲間入り!GPSナビゲーションはもちろん、スマートデバイス連携機能やインドアサイクリングのサポート機能をも備えるなど、あらゆるスタイルのサイクリストにもおすすめの逸品が登場しました!高機能でお求めやすい価格はMageneらしさそのもの。個人的にはタッチパネルが備わっているのが嬉しいポイント!
大画面2.8 インチ&カラータッチスクリーンで、鮮明・カラフルなライドを実現ナノ指紋防止疎水性コーティングで強化された 2.8インチのフルラミネート防水タッチスクリーンを採用。どんな状況でもクリアな視認性を保ちます。濡れていても操作できるタッチスクリーンと、確実に動作する 3 つのボタンによって、ライドの快適性が向上します。豊富なデータ表示画面に表示できるデータ項目は13カテゴリ・103種類を用意。これらはOnelap Fitアプリを使い、レイアウトを自由に変更することができます。更に、様々なライドシーンに対応できるよう、最大12種類のモードを設定可能。ナビゲーション機能で初めての道も安心!直感操作で簡単にルート作成C606は国内外を問わず活躍します。スマートフォンから世界中の地図データがインポートできます。またOnelapFit アプリを使った直感的なルート作成は、初めての方でも簡単です。(GPXファイルのインポートも可能)防水規格 IPX7に適合 / 便利なType-C充電ポート最大28時間(ロングライフバッテリーモード設定時)の稼働時間を実現し、充電の際に便利なType-Cポートを採用。また防水規格 IPX7に適合しており、雨の日でも安心して使用できます。スマート機能でより安全で快適なライドをスマート設定:「L508レーダーテールライトが後方に接近する車を検知したら警告を通知する」、「速度が10km/h を超えたときにL308インテリジェントテールライトを点灯する」など、あなたの安全なライドをサポートします。スマート通知:スマーフォンとペアリングすれば、電話やメールの着信を表示したり、SNSでの通知や詳細を表示することができます。スマートリマインダー:「30分毎に水分補給がしたい」、「時速40km以上になったら警告する」など、様々な条件や目的に基づいたリマインダーが設定できます。より楽しくするサポート機能スマート トレーナーでお気に入りのルートを走ろうC606を使用すると、屋外のサイクリング・アドベンチャーを屋内で追体験できます。OnelapFitアプリでFITファイルをアップロードし、スマートトレーナーに接続するだけで、勾配の変化を外で走る時と同様に再現して、体験することができます。パワートレーニングに集中C606がスマートトレーナーを制御したら、希望のパワー目標、抵抗、勾配を設定できます。屋外練習のように気を散らすことなく、純粋にパワートレーニングに集中できます。OnelapFit アプリでトレーニング コースを楽しもう目標パワーと目標ケイデンスを使用したトレーニングコースを簡単に作成・管理することができます。ワンクリックでコースを C606にインポートし、スマートトレーナーにリンクするだけで、すぐにトレーニングコースを開始できます。
毎日の通勤から、週末のレースにロングライド、グラベルライドや室内練習だってお手のもの。さあ、C606と一緒に走り出しましょう!お買い求めは店頭またはオンラインショップにて!
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cannondaleのグラベルバイクTopstone Carbonの試乗会を開催いたします!グラベルバイクって何処を走ればいいの?とよくご質問を頂きますが、グラベルバイクだからこそ、オン/オフを問わずに自由な気持ちと感覚でグラベルバイクに跨って頂ければと思います。走り方も走る場所もスタイルも選ばない、それがグラベルバイクの醍醐味です!バイクはキャノンデールの代名詞と言えるレフティーを装備したモデルを中心にご用意。グラベルバイクへの不安を今回の試乗会で少しでも拭って頂けたら嬉しいです!試乗車の台数が限られていますので、事前予約制とさせて頂きます。時間の許す限りたっぷりと楽しんでください!
cannondale/グラベルバイクTopstone Carbon試乗会!開催日:2024年4月20日(土),4月21日(日)※4月21日までの平日の試乗も可能でございます。開催場所:MATCH CYCLES事前予約サイト↓https://forms.office.com/r/hxUR7dZmK1ご用意いただくもの:ヘルメット、ペダル(ビンディングペダル含む)、シューズ、動きやすい服装。※フラットペダルをご希望の方は事前にご連絡ください。
Topstone Crb 2 Lefty GDT XSTopstone Crb 3 L QSD SM
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初めて購入したスポーツバイクがCannondaleのアルミロードの名作CAAD8だったというお客様。その後もCAAD10,初代Supersix Evoと乗り継ぎ、すっかりCannondaleのファンになられたそうです。一旦は他メーカーを乗り楽しまれていたようですが、10年の時を経て第4世代なったSupersix Evoをご購入頂きました!CAAD8で初めて走った時のドキドキワクワクした気持ちは今でも鮮明に忘れられない記憶として残っているそうです。やっぱり最初の一代目ってなんか特別ですよね?僕もいまだに思い出します。見事な返り咲き。おめでとうございます!
ご購入頂いたSupersix Evo4完成車を。フレームとステム以外のパーツをアップグレード、スッキリとしたよりレーシーなスタイルがかっこいい!重量も7,4kgとトップモデルに引けを取らない仕上がり!メインコンポはSRAM FORCE AXS&VISIONのカーボンハンドルバーで。※バーテープはブラケットポジション確定後に。ZIPP303 FireCrestにパナレーサーAGILESTで足元も抜け目なく。空力を考え薄くシェイプされた美しいシートポスト部分。円形のシートポストは風の影響を受けやすいそうです。サドルはレールにUD T700カーボンファイバー使用したREPENTE QUASAR CR 。フレーム価格が高騰する中、トップモデルのLAB71とフレーム形状、空力はそのままに、素材となるカーボンを使い分けることでLAB71との重量差を百数十グラムに抑えたスタンダードフレームの完成車を今回のようにパーツをアップグレードする事で自分好みの一台に仕上げるのも楽しみ方のひとつかもしれませんね!皆様からのご相談お待ちしております!
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この度、新たに"Cannondale(キャノンデール)"製品の取り扱いを開始する事となりました。2013年の開業当初から"Cannondale(キャノンデール)"製品の販売を検討してはいたものの、色んな理由をつけては決断出来ずに先延ばし、気がつけば2024年も3月に入り、創業記念日を迎える5月が近づいてまいりました。この時期になるとこれまでの事やこれからの事を考える機会が多くなるのですが、そんな中で出てきたワードが『グッドスモールショップ』でした。そして、その第一弾のチャレンジとして"Cannondale(キャノンデール)"販売店となることに!そう、ようやく重すぎる腰を上げたのです!そんなに大袈裟なことかと思う方もいらっしゃるとは思いますが、当店の規模のお店にとってはかなりのビックチャレンジ、なんせこの日を迎えるまでに11年かかりましたから(笑)。今回は、いくつかのタイミングが良い方向に転がり皆様へ嬉しいご報告となりました!と、少し前置きが長くなりましたが、ここで"Cannondale(キャノンデール)"について少しお話を。1971年、アメリカ・コネチカット州の小さな作業場から始まったCannondale。Cannondaleというメーカー名の由来については、コネチカット州にある駅名から名付けられたそうです。何故そうなったかの経緯はまた別の機会にお話しさせていただきますが、そういったストーリーを知る事もCannondaleというメーカーをより好きになるきっかけになるのではないでしょうか。Cannondaleと言えば、一世を風靡したアルミフレームはあまりにも有名な話ですが、僕がMTBレースを始めた1997年頃には"VOLVO CANNONDALE"という最強のMTBワールドチームがありました。青いフレームに黄色のロゴのマウンテンバイクにとても憧れていたのを覚えています。ロードレースの世界でもこれまでにも様々なチームをサポート、現在ではワールドツアーチーム"EF EDUCATION"がCannondaleのバイクに跨り走る姿をご存知の方も多いのではないでしょうか?2023年のパリルーベファムでは女子チームのアリソン・ジャクソン選手がスプリントを制して優勝しました。そして今シーズンは留目選手がワールドツアーチーム加入を果たし話題となりましたね。先日開催されたミラノ〜トリノにも出場し、同チーム所属のアルベルト・ベッティオル選手が30kmの独走勝利を飾りました!ピンクをベースにデザインされたジャージとバイクがプロトン内で一際目立っていました。また、最近ではグラベルシーンへのサポートも熱く、昨年参加したニセコグラベルでは、ブース出店でイベント会場を彩り、コースの後半、疲れた身体に山頂付近でのフィードゾーンは参加者のオアシスとなり、賑わいをみせていました。今年も試乗会を開催するなど、楽しみ方の提案もサポートするCannondale。グラベルバイクのTOPSTONE気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか?クロスバイクに小径車、キッズバイクにe-bikeまで、さまざまなラインアップが揃うCannondale。遊び心に溢れたCannondale(キャノンデール)製品を皆様と共に楽しんで行けたら幸いです!気になるアイテムがございましたらお気軽にご相談ください。『グッドスモールショップを目指して!』今後とも宜しくお願いいたします。
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