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PAS NORMAL STUDIOSという名のもとに!

春の初開催に続き、2回目となった"PAS NORMAL STUDIOS Group Ride Fukuoka"近づきつつある秋の足音を聞きながら皆さんと楽しんできました!まずは自己紹介も兼ねたブリーフィングから。本日のルートは走行距離75km,獲得標高1,192m。10月に開催される『ツール・ド・九州』のコースにも登場するヒルクライム区間も含まれる走りごたえ十分なレイアウト。初対面同士の参加者の皆さん、どこか緊張気味な表情。天気にも恵まれて絶好のサイクリング日和。田舎道は車の通りも少なく走り易い。先月開通したばかりの『BRTひこぼしライン』駅として綺麗になった彦山駅で、これから始まるヒルクライムに向け一休み。参加者の皆さんも少しづつ打ち解け始めて良い雰囲気に。久しぶりに訪れましたが彦山駅、とても綺麗になってました。ツール・ド・九州での最初の山場『長谷峠』距離:6.72km,平均勾配4.8%は緩やかな上りはじめと直線基調の上り。後半に勾配がきつくなるレイアウト。それぞれのペースで山頂を目指します。山頂の看板が見えた時の達成感!この瞬間を楽しむ為にヒルクライムに向かう?というのはサイクリストあるあると思うのですが如何でしょうか?彦山駅から標高差310mの山頂付近は涼しい風が吹き、かいた汗を乾かしてくれる。樹齢200年〜600年と言われる行者杉。小石原の道の駅で小休止した後は小石原ダムと江川ダムを経由して『筑前の小京都・秋月』へ!城下町の名残が残る秋月の街並みはいつ来ても心地いい雰囲気。オープン直後でも行列が出来る、秋月でお馴染みの『月の峠』でお腹を満たす。お腹を満たした後は、秋月城下町を散策。木造校舎がいい感じ。朝倉市と嘉麻市を繋ぐ最後の上りへ。旧道66号線。嘉麻市へと繋ぐトンネルを抜けたらもう一踏ん張り。無事にお店に戻ってきた後は、コーヒーを飲みながら今日のライドを振り返りや、PAS NORMALのウェアーのあれこれをMAGNET代表の御器谷さんに説明をしてもらったりとまったりとしたいい時間を皆さんと。次回は来年の春頃に開催出来たらいいなと思っております。ご参加頂いた皆様ありがとうございました!  

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Pas Normal Studios Group Ride Fukuoka開催決定!

春に初開催となった”Pas Normal Studios Group Ride Fukuoka”がこの秋にも開催されます!そして前回に引き続きアテンド役を務めさせて頂く事となりました。今回のルートは10月に初開催される『ツール・ド・九州』のコースをたどり、『筑前の小京都』秋月城下町を巡ります。秋へと移り変わりゆく景色を眺めながら、仲間と一緒に楽しみましょう! 開催日時:2023年9月10日(日)集合時間:8:00集合場所:MATCH CYCLES走行距離:75km/1,192m up(https://www.strava.com/routes/3128551491352532412)エントリーはPas Normal Studios Japanお申し込みフォーム→https://www.facebook.com/events/254355287559141/

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新感覚!ジップレスジャージは次世代のスタンダード!?

絶賛開催中(7月17日〜7月31日)のPAS NORMAL STUDIOS POP-UP SHOPでもご紹介しております、Mechanism proシリーズのジップレスジャージ。これまでのサイクルウェアーに当たり前のようにあったジッパー部分を取り除いた斬新なスタイルは若干の違和感を感じたのは正直なところでもありましたが、いざ着用しライドに出かけるとその違和感は風を切るように忘れ去り、新感覚に包まれることになるのです。年々暑さを増す日本列島。ライド中の暑さ対策が必須となってきました。ジップレスジャージはまさにそんな暑い季節に是非きて欲しい一枚でもあります。独自に開発したニット素材を使用し、高いストレッチ性により身体にピッタリフィットします。メッシュ状のファブリックを使用し、前面のジッパーを無くすことで超軽量なサイクリングウェアーに仕上がっています。また、全体がメッシュ状になっていることで、熱や汗を素早く逃がし、体温調節をサポート。実際に走っている間は、これまでのサイクリングウェアーに比べて涼しく感じました。Mechanism Proシリーズらしく、着丈は短めですがライド姿勢になるとちょうどいい感じに収まり具合。ウェアーのバタつきも気にならないのでライドに集中できます。カラーリングはEarthとCelesteの2色を展開。どちらもPAS NORMALらしい色合いでライドに出かけるテンションを上げてくれますね!ライド終了後には、『このジップレスジャージが次世代のスタンダードに!?』なるのではと思えるほど新感覚と心地良さを実感することが出来ました。ジップレスジャージ、皆様も身に纏ってみられてはいかがでしょうか?

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MATCH CYCLESオリジナルボトルが登場!

MATCH CYCLES初となるオリジナルボトルが登場!Kボトルのデザインをお願いしたのは、友人でもあるイエン・ライナム氏。ニューヨーク州生まれのイエンは、現在、東京を拠点に、テンプル大学ジャパンキャンパスにてグラフィックデザインの常勤講師を務めるかたわら、国内外のコーポレートWebデザインやアイデンティティ・デザインのほか、多岐にわたるクライアントワークを手掛けるクリエイター。過去には、東京・六本木の『Google Office』のインテリアグラフィックを手掛けるなどマルチに活躍しています。執筆・出版活動も精力的に行なっており、最近では、エッセイ集『The Failed Painter』を出版。今回のボトルデザインでは10周年を迎えたMATCH CYCLESのこれからの10年に向けたエネルギシュなデザインを提案してくれました。とても気に入っております!そんな記念すべき初オリジナルボトルを皆にも可愛がって頂けると幸いです! ボトルはMade in USA『Specialized製 "Purist" BPA Water Bottle』を使用。プラスチックボトル特有の匂いが少なく、また匂い移りもしにくいと人気のボトルです! 【SPEC】カラー:シエラ&イエロー容量:22oz (624ml)容器:Specialized製 "Purist" BPA Water BottleMade in USA

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"2023 UNBOUND GRAVEL"参戦記!最終章

そして迎えた6月3日の本番当日。今年の"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"には44カ国から4,743人がエントリー。僕らの参加する100マイル(160キロ)クラスには1,409人が参加とまさに世界最大規模のグラベルイベント!100マイルのスタート予定時間は7時、その前にスタートをきる200マイル(320キロ)のプロクラス観戦と駐車場確保の為に少し早めの4時過ぎにはエンポリアへ向け移動を開始。5時過ぎにはエンポリアに到着し、無事に駐車場も確保出来たら、軽く準備を済ませプロクラス(200マイル)のスタート観戦へ。スタート地点にはすでに多くのライダーが整列をはじめ、まだ朝日が登りきってないエンポリアの街は異様な雰囲気に包まれる。インスタでもフォローしている、キーガン・スウェンソンの姿(赤い矢印の所)も最前列に!昨年2位の悔しさを晴らすべく、Stigmata/SANTA CRUZを駆り、見事プロクラス優勝しました!ゴールシーンを見逃したのが残念…5時53分、200マイルプロクラスのスタート!勢いよく走り出す選手達。200マイルのスタートを見送った後は、いよいよ100マイルのスタート時間が迫ってきました。自己申告制のフィニッシュ予定時間毎に参加者が整列を始めたので、なんとなく7時間あたりに整列。周りを見渡せば、スタートが待ち遠しいライダーが沢山いる。年齢や性別を超え、イベントを楽しもうという姿がとても印象的だった。ともに100マイルに参戦した。吉田さんとスタート前に。アンバウンド参戦を決めてから、ようやくこのスタート地点に立てたことがとても感慨深かった。7時6分、スタートの合図とともに一斉にスタートを切る。さぁ始まったと思ったら、貨物列車が…しばし足止めを食らうも、みんな待ってる間も楽しそう!踏切のバーが上がり再スタートを切る。沿道から聞こえてくる住民の声援に後押しされるようにしばらくはエンポリアのメインストリートを走る。あらためて『あ〜アンバウンドに来たんだなと』物思いにふけながら走っているとお待ちかねのグラベルゾーンへ突入!試走の時とは違って、スピードも速く走りやすい。しばらくはアップダウンを繰り返しながらグラベルを走り順調に距離を稼ぐ、次なるセクションに向け下りを気持ちよく走っているその先に見えたのは凄まじい泥地獄だった!13マイル(約20km)地点、アンバウンドではお馴染みの区間らしい『D-HILL』と呼ばれる泥区間。両サイドの草の上を押したり担いだり。ドライだと問題ないですが、前日の雨で通称『ピーナッツバター』と呼ばれる粘り気のある泥区間。初めのほうこそ、走れるルートを探しペダルを回していたのですが、徐々に酷くなる泥に限界が…タイヤとフレームに絡み全く走れない状態に。先を行くサイクリストの姿が小さく遥か彼方まで続く泥区間。『いつまでこの状況が続くのか…』先の見えない状況に不安を抱きながらもバイクを押して前に進む。まだ13マイル…押し歩いた距離も、どのくらいの時間が経ったのかも分からなかった泥区間『D-HILL』。完走後のオフィシャル区間のタイムを見ると、この区間だけでなんと2時間以上の時間を費やしていたようです。距離にして約10km程度。これもまた"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"ということか。 そんな泥区間にもようやく終わりが見え始め、徐々にペダルを焦げる状態に。この先に広がったエンポリア市南部『フリントヒルズ』のグラベル。これまで見た事のない美しい景色に心が動かされる。思わず『気持ちがいい〜』と声が出る!41.6マイル(約66km)地点に設けられたオフィシャルフィーゾーン。泥の詰まったシューズとペダル。ここまでクリートもキャッチ出来ないまま20マイル(約30km)を走りフィードゾーンにたどり着く。フィードゾンにはボランティアスタッフが沢山。水分補給とペダルやシューズに詰まった泥をかき落とし再スタート!残り62.5マイル(約100km)スタートから4時間以上が経ち気温も上昇する中、補給に気をつけつつグラベルをひた走る。照りつける太陽が体力を奪っていく。64.3マイル地点のフィードゾーン。ハイドレーションバックに入れたスポーツドリンクも残り少ない、ボトルには水があるものの身体が受け付けない。とにかく炭酸が飲みたいとストアへ。ここで飲んだ"Dr Pepper"がこれまで飲んだどの炭酸飲料よりも世界一美味しかったのは言うまでもなく、身体に染み渡る。残すは40マイル(約60km)と気合を入れ直し再スタートを切る!プライベーターのフィードゾーン。ライダーの到着を待つ家族や友人も、通り過ぎるライダー全員に声援を送ってくれてとても温かい。ゴールまでの40マイルは淡々とマイペースで刻む。泥が絡み、オイルの切れたチェーンは今にも切れてしまいそうな程のギシギシとした音をたてる。登りでは出来るだけ負荷をかけないように慎重にペダルを漕ぐ。疲れてても前に進まないといけない状況で元気にさせてくれたのは、コースサイドの応援や、地元の方が水やコーラ、甘いお菓子などを準備して待っていてくれた事。一番印象的だったのは”Thank you”と伝えた返事に"Good Luck"の一言をくれたおじいちゃん。めちゃくちゃ感動しました!そんな想いを受けながら残りの距離を進み、ようやく見えたゴール前には沢山の人達。自分が何かの主人公にでもなったかのような気分になるほど声援を送ってくれました。ようやく辿り着いた安堵と達成感と人々の優しさに思わず目頭が熱くなりました。憧れた"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"のゴールに想いが溢れたガッツポーズ!我ながらいい顔してます! 一緒に参加した吉田さんも無事にゴール!ゴール前の声援にやはり感動したそうです。もうすでに来年の参加表明をされていました!めちゃくちゃキツかったけど、めちゃくちゃ楽しく、めちゃくちゃ心暖まる大会だった"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"。皆様も参加されてみては如何でしょうか?参加方法などわからない事があればご相談ください。何かしらのお手伝いが出来ると思います。カンザスのグラベルが待ってますよ〜!      

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