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MATCH CYCLESオリジナルボトルが登場!

MATCH CYCLES初となるオリジナルボトルが登場!Kボトルのデザインをお願いしたのは、友人でもあるイエン・ライナム氏。ニューヨーク州生まれのイエンは、現在、東京を拠点に、テンプル大学ジャパンキャンパスにてグラフィックデザインの常勤講師を務めるかたわら、国内外のコーポレートWebデザインやアイデンティティ・デザインのほか、多岐にわたるクライアントワークを手掛けるクリエイター。過去には、東京・六本木の『Google Office』のインテリアグラフィックを手掛けるなどマルチに活躍しています。執筆・出版活動も精力的に行なっており、最近では、エッセイ集『The Failed Painter』を出版。今回のボトルデザインでは10周年を迎えたMATCH CYCLESのこれからの10年に向けたエネルギシュなデザインを提案してくれました。とても気に入っております!そんな記念すべき初オリジナルボトルを皆にも可愛がって頂けると幸いです! ボトルはMade in USA『Specialized製 "Purist" BPA Water Bottle』を使用。プラスチックボトル特有の匂いが少なく、また匂い移りもしにくいと人気のボトルです! 【SPEC】カラー:シエラ&イエロー容量:22oz (624ml)容器:Specialized製 "Purist" BPA Water BottleMade in USA

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"2023 UNBOUND GRAVEL"参戦記!最終章

そして迎えた6月3日の本番当日。今年の"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"には44カ国から4,743人がエントリー。僕らの参加する100マイル(160キロ)クラスには1,409人が参加とまさに世界最大規模のグラベルイベント!100マイルのスタート予定時間は7時、その前にスタートをきる200マイル(320キロ)のプロクラス観戦と駐車場確保の為に少し早めの4時過ぎにはエンポリアへ向け移動を開始。5時過ぎにはエンポリアに到着し、無事に駐車場も確保出来たら、軽く準備を済ませプロクラス(200マイル)のスタート観戦へ。スタート地点にはすでに多くのライダーが整列をはじめ、まだ朝日が登りきってないエンポリアの街は異様な雰囲気に包まれる。インスタでもフォローしている、キーガン・スウェンソンの姿(赤い矢印の所)も最前列に!昨年2位の悔しさを晴らすべく、Stigmata/SANTA CRUZを駆り、見事プロクラス優勝しました!ゴールシーンを見逃したのが残念…5時53分、200マイルプロクラスのスタート!勢いよく走り出す選手達。200マイルのスタートを見送った後は、いよいよ100マイルのスタート時間が迫ってきました。自己申告制のフィニッシュ予定時間毎に参加者が整列を始めたので、なんとなく7時間あたりに整列。周りを見渡せば、スタートが待ち遠しいライダーが沢山いる。年齢や性別を超え、イベントを楽しもうという姿がとても印象的だった。ともに100マイルに参戦した。吉田さんとスタート前に。アンバウンド参戦を決めてから、ようやくこのスタート地点に立てたことがとても感慨深かった。7時6分、スタートの合図とともに一斉にスタートを切る。さぁ始まったと思ったら、貨物列車が…しばし足止めを食らうも、みんな待ってる間も楽しそう!踏切のバーが上がり再スタートを切る。沿道から聞こえてくる住民の声援に後押しされるようにしばらくはエンポリアのメインストリートを走る。あらためて『あ〜アンバウンドに来たんだなと』物思いにふけながら走っているとお待ちかねのグラベルゾーンへ突入!試走の時とは違って、スピードも速く走りやすい。しばらくはアップダウンを繰り返しながらグラベルを走り順調に距離を稼ぐ、次なるセクションに向け下りを気持ちよく走っているその先に見えたのは凄まじい泥地獄だった!13マイル(約20km)地点、アンバウンドではお馴染みの区間らしい『D-HILL』と呼ばれる泥区間。両サイドの草の上を押したり担いだり。ドライだと問題ないですが、前日の雨で通称『ピーナッツバター』と呼ばれる粘り気のある泥区間。初めのほうこそ、走れるルートを探しペダルを回していたのですが、徐々に酷くなる泥に限界が…タイヤとフレームに絡み全く走れない状態に。先を行くサイクリストの姿が小さく遥か彼方まで続く泥区間。『いつまでこの状況が続くのか…』先の見えない状況に不安を抱きながらもバイクを押して前に進む。まだ13マイル…押し歩いた距離も、どのくらいの時間が経ったのかも分からなかった泥区間『D-HILL』。完走後のオフィシャル区間のタイムを見ると、この区間だけでなんと2時間以上の時間を費やしていたようです。距離にして約10km程度。これもまた"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"ということか。 そんな泥区間にもようやく終わりが見え始め、徐々にペダルを焦げる状態に。この先に広がったエンポリア市南部『フリントヒルズ』のグラベル。これまで見た事のない美しい景色に心が動かされる。思わず『気持ちがいい〜』と声が出る!41.6マイル(約66km)地点に設けられたオフィシャルフィーゾーン。泥の詰まったシューズとペダル。ここまでクリートもキャッチ出来ないまま20マイル(約30km)を走りフィードゾーンにたどり着く。フィードゾンにはボランティアスタッフが沢山。水分補給とペダルやシューズに詰まった泥をかき落とし再スタート!残り62.5マイル(約100km)スタートから4時間以上が経ち気温も上昇する中、補給に気をつけつつグラベルをひた走る。照りつける太陽が体力を奪っていく。64.3マイル地点のフィードゾーン。ハイドレーションバックに入れたスポーツドリンクも残り少ない、ボトルには水があるものの身体が受け付けない。とにかく炭酸が飲みたいとストアへ。ここで飲んだ"Dr Pepper"がこれまで飲んだどの炭酸飲料よりも世界一美味しかったのは言うまでもなく、身体に染み渡る。残すは40マイル(約60km)と気合を入れ直し再スタートを切る!プライベーターのフィードゾーン。ライダーの到着を待つ家族や友人も、通り過ぎるライダー全員に声援を送ってくれてとても温かい。ゴールまでの40マイルは淡々とマイペースで刻む。泥が絡み、オイルの切れたチェーンは今にも切れてしまいそうな程のギシギシとした音をたてる。登りでは出来るだけ負荷をかけないように慎重にペダルを漕ぐ。疲れてても前に進まないといけない状況で元気にさせてくれたのは、コースサイドの応援や、地元の方が水やコーラ、甘いお菓子などを準備して待っていてくれた事。一番印象的だったのは”Thank you”と伝えた返事に"Good Luck"の一言をくれたおじいちゃん。めちゃくちゃ感動しました!そんな想いを受けながら残りの距離を進み、ようやく見えたゴール前には沢山の人達。自分が何かの主人公にでもなったかのような気分になるほど声援を送ってくれました。ようやく辿り着いた安堵と達成感と人々の優しさに思わず目頭が熱くなりました。憧れた"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"のゴールに想いが溢れたガッツポーズ!我ながらいい顔してます! 一緒に参加した吉田さんも無事にゴール!ゴール前の声援にやはり感動したそうです。もうすでに来年の参加表明をされていました!めちゃくちゃキツかったけど、めちゃくちゃ楽しく、めちゃくちゃ心暖まる大会だった"UNBOUND GRAVEL(アンバウンド・グラベル)"。皆様も参加されてみては如何でしょうか?参加方法などわからない事があればご相談ください。何かしらのお手伝いが出来ると思います。カンザスのグラベルが待ってますよ〜!      

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SUMMER SALE!

世界最大の自転車レース"第110回 Tour de France(ツール・ド・フランス)"の開幕を記念して、SUMMER SALE(一部商品を除く)を開催致します!期間はツール・ド・フランス開催期間の7月1日(土)〜7月23日(日)まで。ぜひこの機会に!

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"2023 UNBOUND GRAVEL"参戦記! パート②

カンザス3日目は受付のため再度エンポリアへ。大会前日という事もあり、お祭りムード漂うエンポリアの街。フルオープンになったエキスポ会場には多くのメーカーブースが並びそこに集うサイクリストで絶好調の盛り上がり!エキスポ会場に行きたい気持ちをグッとこらえ、先ずは受付会場へ。一方通行の受付会場は、会場内のスタッフの案内もわかりやすく、受付を終えた参加者が流れるように会場を後にするので混雑も少なくとてもスムーズ。参加するクラスと苗字毎に分けられた受付方式はとても分かりやすく、ぜひ真似したいシステム。受付を済ませた後は、お待ちかねのエキスポ会場へ。日本ではお目にかかれないメーカーも数多くあり、目移りしてしまう。展示方法もユニーク。発表まもない"ENVE"のグラベルバイク"MOG"にもお目にかかれました。200mileに挑戦するとかしないとか。オフィシャルスポンサーの"IRC(井上ゴム)"もとても目立ってました。エキスポを満喫した後はオーガスタに戻り、ゼッケンを取り付け、補給食をバックに詰め込んで本番の準備を。いよいよ迎える本番に向けて早めの就寝。さては本番はどうなることやら。パート③につづく。

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"2023 UNBOUND GRAVEL"参戦記! パート①

"Unbound Gravel"の存在を知ったのは、昨年の今頃だったでしょうか。以前は"Dirty Kanza(ダーティー・カンザ)"という大会名で、熱狂的なグラベルファンを集めて開催されていた最大規模のグラベルレース。2020年に名称を"Unbound Gravel"に変更、同時に主催者も"LIfe Time"というイベント会社へスイッチされ、よりアグレッシブに、そしてレースイベントとしても大きくなりました。昨年、参加された方の記事や動画を見るにつれ、"Unbound Gravel"のイベントとしての面白さは勿論の事、開催地となる"Emporia(エンポリア)"という街への興味も大きくなり、参加したいという思いが徐々に強くなりました。実際に動き出したのは、エントリー抽選へ当選した1月末のこと。それから出発までの数ヶ月間は、まだ現実的とは思えない"Unbound Gravel"へ向けた準備とトレーニングをこなす日々を送ることにになります。 いよいよ5月に入り、アメリカ出発へのカウントダウンが始まりだすと、さすがに"Unbound Gravel"への参加が現実味を増してきました。今回は15日間というアメリカツアー、しかもレンタカーを使ってのロードトリップという事もあり、期待と不安が押し寄せる中、迎えた5月24日(水)の出発日当日!4年ぶりとなる渡米に人間も自転車も準備万端で福岡空港へ!今回のアメリカツアーを共にする、吉田さんと福岡空港にて。福岡空港を出発してから約14時間後、無事にサンフランシスコ国際空港に到着。久しぶりの長時間フライトで少し疲れましたが、"welcome to san francisco"の文字の前にすれば疲れも吹っ飛びました!"Unbound Gravel"開催日(6月3日)の3日前にカンザス州へ移動。今回の旅15(日間)のスケジュール前半戦は、ゴールデンゲートブリッジ、グランドキャニオンやセドナなど、一度は訪れてみたい場所を一週間かけて周遊しました(詳しくはインスタグラムをご覧頂けると幸いですが)。開催地エンポリアから120km程離れた街オーガスタベースを構える。一軒家タイプは何かと都合がいい。荷物を下ろしたら近くの湖までリカバリーライドへ!家から数キロのところにあるオーガスタ湖。1周6km程度がグラベルロードというなんとも羨ましい限り。こんなのが近くにあるなんて羨ましいかぎり。翌日は試走も兼ねていよいよエンポリアへ!ようやくこの場所へ来たかと、高まる期待と緊張感。街をあげての一代イベントらしく、街中が"Unbound Gravel"一色に染まり始める。準備を済ませ試走へ!遥か彼方まで続くグラベルロード。日本ではまずお目にかかれない景色に、国土の大きさを再認識させられる。すれ違うサイクリストもみんな笑顔で楽しそう。軽く走ってるだけなのに、この突き刺すような紫外線と乾燥が喉の渇きと体力を奪う。本番はこれが160kmも続くのかと思うと正直なところゾッとした。20km程の試走で身体中埃だらけの真っ黒け。これがグラベル天国へ足を踏み込んだ証なのでしょうか!?不安と期待が混じり合う。喉の渇きを潤してくれたコーヒーショップのアイスラテ。大盛況でした!家に戻って洗車を済ませたら、入念にチェーンオイルを。疲れた体に"Walmart"で仕入れた分厚いステーキでエナジーチャージ!本番へむけた対策を考えつつ。パート②へつづく。

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